八丈方言

                                        高野圭介

日本の方言
日本の方言は「本土方言」と「沖縄方言」に分類される。
本土方言は大別して四つ。その一つが八丈言語である。





日本方言 本土方言 東部方言
八丈方言
西部方言
九州方言

琉球方言


東条 操「方言区画」より

美しい八丈方言

八丈ショメ節


八丈の言葉は美しい。その代表は「おじゃりやれ」。

 ♪
こんな恋しい八丈を捨てて どこへ何しにおじゃるやら

八丈言語
八丈言語は西南諸地域の漂着民がもたらした古語が主体となり、
中世以降から関東方言が流入し、それらが混淆して発達したものである。
流人が凶悪犯よりも、政治犯が多かったから、良い言葉が流入されていた。
したがって、島人は自分たちの言葉を”良い言葉””丁寧な言葉”と言っているが、
万葉集の言葉に似たものが多く語られているのは驚くべきことと言えよう。

ショメ節
 ♪ おみがあにんかもわかぼうくなろうに
 かんものしびでもけろじゃなし ♪

ーーー八丈ショメ節ーーー

その意味は

 ♪ 
あなたは何も構ってくれなかったが、私は大きくなったよ
 薩摩芋のしっぽも呉れたわけじゃないし
 ♪

ーーー標準語の意味ーーー